今年度の第一弾は中国料理 シェフ考案メニューが給食に
軽井沢町立の小・中学校で6月4日、「中国家庭料理 希須林」の江川崇シェフが考案した給食が提供された。子どもに食への興味や関心を持ってもらい、本格的な味を楽しんでもらおうと、昨年度から実施している。
今年度全4回予定しているうちの初回。メニューは「トマトと玉子のスープ」「肉団子の甘酢あん」「ブロッコリーとキャベツの胡麻だれ」「杏仁豆腐」。
肉団子のあんは、中国料理でよく使われるスパイス(五香粉)と酢を合わせ味に奥行きを出すなど工夫。「子どもでも食べやすいよう、スパイスの量は調整しました」と江川シェフ。グランドエクシブ軽井沢のシェフ5人も各校で調理をサポートした。
東部小4年1組のクラスを訪れ、児童と一緒に給食を味わった江川シェフは「しっかり食べてくれて嬉しかった」。同クラスの丸山璃來さんは「スープの卵がふわふわ。いつもの給食と違う味を楽しめた」と話した。