「軽井沢ひまわり」障害者のバリスタ全国大会へ 力を合わせ、おいしいコーヒー届ける
コーヒーを入れる技術や味を競う障害者の全国大会「チャレンジコーヒーバリスタ」(日本サステイナブルコーヒー協会主催)に、軽井沢町地域活動支援センターの利用者によるチーム「軽井沢ひまわり」が3年連続で出場する。昨年の5位より上を目指し毎週火曜日、木もれ陽の里で練習に励んでいる。
21チームが参加した3月のオンラインによる予選を通過し本選出場を決めた。昨年と同じメンバーで、今年は石塚賢さんが計量、髙山智之さんが豆の粉砕、宮本安紀さんがドリップ、中田裕美さんがサーブ、工藤恵さんが接客を担当し、千葉里香さんはサポート役に回る。
(練習していると、いい香りに誘われてデイサービスの利用者がふらりと試飲にくることも。)
初出場時からチームをサポートするボランティアの清原裕子さんは、「自分の役割に集中するのはもちろん、隣りの人を手助けできるようになってきた」と、チームの成長を実感。同じく鈴木芳美さんも「自分のやるべきことを理解して成長している。同時に私たちも学ばせてもらっている」と話した。
大会は9月30日に品川プリンスホテルであり、全国から9チームが出場。10分以内にコーヒーを入れて提供するまでの実技と、チームごと配合を決めた豆のブレンドによる味わいを競う。




