軽井沢高校で「ボ学」出前授業 スポーツボランティアの魅力を体験的に学ぶ
日本財団ボランティアセンターによる出前授業「ボ学(ボランティアを学ぶ)」が11月18日、軽井沢高校で行われた。講師を務めたのは、ラクビーW杯や東京マラソンなど数多くのスポーツイベントでボランティアとして活動してきた柳沢佳澄さん(さいたま市)。実際の活動内容や心構えについて語り、1年生約60人が耳を傾けた。
柳沢さんは、毎回10人ほどのスタッフをまとめながら、参加者の受付などを担うボランティアリーダーとして活動していて「一つひとつの出会いを大切に、楽しみながら取り組んでいる」と笑顔で話した。授業では、生徒や教諭を交え、明るく元気にあいさつする実際の活動のようすを実演。教室は温かい雰囲気に包まれた。
生徒の市川栄美さんは「スポーツ大会が成り立つのは、たくさんの人が支えているからこそ。自分もいつか誰かの役に立てるように、ボランティアに参加してみたい」と意欲を見せた。
この出前授業は、ボランティア経験者らが自身の体験談を通して奉仕活動の魅力や楽しさを伝える、日本財団ボランティアセンターの教育プログラム。軽井沢町はボランティア活動の推進を目的に2023年10月、同センターと連携協定を結んでおり、その取り組みの一環として実施された。




