完結編は公募で

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 毎日新聞夕刊で連載していた内田康夫さんの小説、浅見光彦シリーズ3年ぶりの最新作『孤道』は、2015年7月に内田さんが脳梗塞で倒れてから中断していたが、今年5月12日に刊行されることが決まった。内田さんはホームページで「リハビリに努めたが書き続けることが難しく、未だ世に出られずにいる才能ある方に完結してもらおうと思いついた。世に眠っている才能の後押しができれば」と述べている。
 応募受付は2017年5月12日から。枚数は400字詰原稿用紙350枚から500枚以内。締切は2018年4月末日でWeb応募も可。選考は内田康夫さんのほか出版社や推理小説研究家の山田譲氏も加わる。発表は毎日新聞、小説現代にて、来年秋を予定。優秀賞には賞状が渡され、副賞として、作品の出版、著者分の印税相当額が贈られる。

詳細はhttp://www.mainichi.co.jp/kodo/
(毎日新聞出版『孤道』特設サイト)

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