絵本から再現したドレスなど展示 シンデレラ&プリンセス絵本展

1803_topics_ehon.JPG 世界各国、様々な年代のシンデレラの絵本を展示する、かわたまさなおさん。
 軽井沢絵本の森美術館は、プリンセスが登場する様々な年代の絵本を原画や資料で紹介する企画展を開催している。アンティーク絵本などを収集する、グラフィックデザイナーのかわたまさなおさんのシンデレラコレクション約50点を展示。欧州で収集した19~20世紀の絵本をはじめ、100年前の絵本をもとに再現したドレスやガラスの靴も並ぶ。明治時代の作家、坪内逍遥の日本版シンデレラ「おしん物語」は、当時の日本人が理解できるよう、魔法使いは弁天、ガラスの靴は扇、舞踏会は園遊会として描かれている。

 かわたさんは「日本ではディズニーが描いたシンデレラのイメージが強いが、他にも様々な画家が何千種類と描いている。他のシンデレラにもぜひ触れてほしい」と説明した。入館料は大人900円。☎0267・48・3340

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