未来を考えるワークショップ 軽井沢の課題や将来像は?

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 軽井沢22世紀風土フォーラムでは、「軽井沢の課題や将来像」を考える住民参加型のワークショップを3回にわたって開催し3月20日、結果をまとめ報告会を行った。

 1回目は「軽井沢の課題は何か」「軽井沢ブランドとは何か」をテーマに、第2回目は「軽井沢の未来とは何か」「未来のためになすべきことは何か」をテーマに話し合い、3回目は東京で別荘所有者の意見交換会を行った。

 歴史ある別荘文化という共通認識が出来上がっている一方、軽井沢ブランドを守ることへの危機意識やインバウンドについては積極派、消極派と評価が分かれるなど、様々な意見があがり、ファシリテーターを務めた元東海大学教授の宮内順さんは「住民の地域づくりに関する熱意を感じた」と印象を述べた。将来の展望としては「景観の保護、上質な生活空間の維持、少子高齢化、医療の充実などの対応が今後の課題」「自然環境の保全ではハードルを現在よりも高くすることの提案もある」「すぐれた環境を生かして働き暮らすテレワーク」などの可能性も指摘した。

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