


くつかけテラス、軽井沢中学校の彫刻。作者はダレ?
くつかけテラス、軽井沢中学校の彫刻。作者はダレ?
中軽井沢駅に併設されているくつかけテラス。階段を上り改札に向かうと、観光案内所前にどっしりと構えている彫刻に目が留まる。
町に問い合わせると、新潟県出身の彫刻家・高橋清さん(1925-1996)の作品で2015年に妻の玲子さんが寄贈したものだということがわかった。白と黒の大理石で彫られた、1989年作でタイトルは「人-family-」。2本の支柱の間に小さい柱があり、まるで子どもを中心に夫婦が寄り添っているかのように見える。
軽井沢中学校1階階段の下にも清さんの作品「壁-MURO-」がある。藤巻進町長からの依頼で新校舎の利用開始に合わせて2016年に設置。大理石の表面に亀裂を再現し、割れているように見える作品だ。
玲子さんが軽井沢町の別荘の庭に彫刻を保管していると、近隣の住民に「外に置いておくのはもったいない。町に譲ったらどうか」と声をかけられ寄贈を考え申し出た。
「(2つの彫刻は)主人が精魂込めて制作した彫刻。色々な人に見てもらって何かを感じ取ってほしい」と話している。
中軽井沢駅に併設されているくつかけテラス。階段を上り改札に向かうと、観光案内所前にどっしりと構えている彫刻に目が留まる。
町に問い合わせると、新潟県出身の彫刻家・高橋清さん(1925-1996)の作品で2015年に妻の玲子さんが寄贈したものだということがわかった。白と黒の大理石で彫られた、1989年作でタイトルは「人-family-」。2本の支柱の間に小さい柱があり、まるで子どもを中心に夫婦が寄り添っているかのように見える。
軽井沢中学校1階階段の下にも清さんの作品「壁-MURO-」がある。藤巻進町長からの依頼で新校舎の利用開始に合わせて2016年に設置。大理石の表面に亀裂を再現し、割れているように見える作品だ。
玲子さんが軽井沢町の別荘の庭に彫刻を保管していると、近隣の住民に「外に置いておくのはもったいない。町に譲ったらどうか」と声をかけられ寄贈を考え申し出た。
「(2つの彫刻は)主人が精魂込めて制作した彫刻。色々な人に見てもらって何かを感じ取ってほしい」と話している。
NPO法人「愛宕山てっぺんを守る会」が 活発にトラスト活動中

2016年に発足したNPO法人「愛宕山てっぺんを守る会」は、会員が2018年で175人となり、公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会の会員となった。2017年5月から11月にかけて、森林インストラクターの高尾幸男さんや生物多様性研究所あーすわーむと共に愛宕山の植生や野鳥の調査を行い、3つに分けたゾーンによっての植生の違いや絶滅危惧種の樹木があることを確認した。「野鳥は約30種類が生息していることもわかり、豊かな自然を残している森であることを再認識しました」と代表の加藤正文さん。
愛宕山山頂付近の自然保護活動が認められ、日本ナショナル・トラスト協会から助成金250万円を受けて、愛宕山の頂上付近6056㎡を購入し、保全活動を進めている。昨年12月には、日本ナショナル・トラスト全国大会で講演し、活動報告を行った。
今年は独立行政法人環境再生保全機構から地球環境基金「はじめる助成」助成金190万円を得て、青木淳一横浜国立大学名誉教授と愛宕山の土壌動物調査に取り組んでいる。同基金によって、7月には子どもたちと一緒に野鳥の巣箱を樹木に付けるイベントも行った。
また、軽井沢町の「みなまちサポート」補助金で、愛宕山図鑑を制作し配布するためのイラスト一般公募を行うなど、活発な動きを見せている。
「活動を続けていくことによって様々なところから声が掛かり、輪が広がっています」。加藤さんによれば、活動は愛宕山のエリアから更に広がっていきそうだという。(問い合わせ℡090‐3106‐4644)
愛宕山山頂付近の自然保護活動が認められ、日本ナショナル・トラスト協会から助成金250万円を受けて、愛宕山の頂上付近6056㎡を購入し、保全活動を進めている。昨年12月には、日本ナショナル・トラスト全国大会で講演し、活動報告を行った。
今年は独立行政法人環境再生保全機構から地球環境基金「はじめる助成」助成金190万円を得て、青木淳一横浜国立大学名誉教授と愛宕山の土壌動物調査に取り組んでいる。同基金によって、7月には子どもたちと一緒に野鳥の巣箱を樹木に付けるイベントも行った。
また、軽井沢町の「みなまちサポート」補助金で、愛宕山図鑑を制作し配布するためのイラスト一般公募を行うなど、活発な動きを見せている。
「活動を続けていくことによって様々なところから声が掛かり、輪が広がっています」。加藤さんによれば、活動は愛宕山のエリアから更に広がっていきそうだという。(問い合わせ℡090‐3106‐4644)
発見!ピンク色のバッタ 軽井沢の草むらで
軽井沢で8月14日、ピンク色のバッタが見つかった。見つけたのは観光で訪れていた東京都在住の市原三敏さん・光太郎君親子。15時頃、国道18号沿い離山交差点近くの草むらで昆虫を捕まえていたところ偶然発見したとのこと。見つけたとき、光太郎君は「誰かが色を塗ったんじゃないかと思った」と驚いたという。よく見つかるものなのか軽井沢でネイチャーツアーなどを行っているピッキオに問い合わせると「スタッフが知る限り、町内で見つかったということは聞いたことがない」と担当者。ピンク色になる理由は変異によるものだそうだ。
一般道で初導入、 水玉模様でスピード制御
群馬県安中市と軽井沢町を繋ぐ国道18号碓氷バイパスに8月、道路に合わせてドットをペイントし、視覚を通じて速度の制御を促す「オプティカルドットシステム」が一般道で初めて導入された。区間は長野方面へ伸びる上りの車線、見通しの悪い連続するカーブ約1.4km。施工を担当した国土交通省高崎河川国道事務所によると、平成25〜27年に起きたトレーラーの横転や積載物落下の事故を受けて同システムを導入したとのこと。同事務所総括地域防災調整官の冨沢今朝雄さんは「オプティカルドットシステムは速度の制御を促し、交通事故の減少に期待できる」と話した。首都高一部では実施されて30%の速度制御効果があった。
大学生が地域企業の課題を解決
信州大学「イノベーション・リテラシーゼミ」が4日間にわたって軽井沢町で開講され、同大学全学横断特別教育プログラム「ローカル・イノベーター養成コース」で学ぶ2年生16人の学生が、軽井沢にある企業を調査した。4日間のゼミ合宿で地域の問題を一緒に考え、課題解決を図る能力を身につけることを目指す。16人は4チームに分かれ、軽井沢ガーデンファーム、プリンスホテル、万平ホテル、軽井沢新聞社の4企業について実際にヒアリングなどを行い、課題や分析、解決策などを提案した。
最終日には各チームの報告会が行われ、各企業の解題や分析、解決策を披露した。万平ホテルを取り上げたチームは、冬場の稼働率の問題を取り上げ、「ホスピタリティ教育の場」として活用するアイディアを提案。これに対し、同ホテルのマーケティング室PR広報の西澤美奈子さんは「ターゲットを全く違う方向に向けた斬新なアイディアで、目から鱗でした」と感想を述べた。
最終日には各チームの報告会が行われ、各企業の解題や分析、解決策を披露した。万平ホテルを取り上げたチームは、冬場の稼働率の問題を取り上げ、「ホスピタリティ教育の場」として活用するアイディアを提案。これに対し、同ホテルのマーケティング室PR広報の西澤美奈子さんは「ターゲットを全く違う方向に向けた斬新なアイディアで、目から鱗でした」と感想を述べた。
鉄道型の御朱印、しなの鉄道神社で
熊野皇大神社から分霊を受ける軽井沢駅「森の小リスキッズステーションin軽井沢」内のしなの鉄道神社は6月から一風変わった御朱印を頒布している。同神社は「しなの鉄道神社の印」を押した鉄道型の台紙に御朱印をして頒布。「初代長野色」「新長野色」など5種類あり、神社隣りの売店「ユリスケ商店」で買うことができる。熊野皇大神社禰宜の水澤貴文さんは「他にはない御朱印を作りたかった。電車が好きな人、御朱印が好きな人、両方に楽しんでもらいたい」と話した。熊野皇大神社には月替わりで毎月1日、15日限定の御朱印もある。


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