室生犀星のこと知って 我らが校歌、詩碑前で合唱

1811_topivs_kouka.JPG
軽井沢高等学校校歌 一番
作詞:室生犀星 作曲:信時潔
一、大き信濃の めざめには
  大き日は出づ 燃ゆる如く
  百鳥の絃 鳴りわたり
  野づらきらめく はるかには
  千草きそひて 綾なせり
 軽井沢高校有志の生徒約50人が10月25日に二手橋付近の室生犀星文学碑前周辺を掃除して詩碑前で校歌を歌った。校歌は軽井沢高校が町立から県立へ移管した昭和29年に軽井沢ゆかりの作家室生犀星に作詞を依頼して作られたもの。生徒に犀星のことや犀星が作詞した校歌に関心をもってもらいたいと軽井沢高校が企画。指揮をした生徒会長の石巻顕君は「自分たちの校歌を大事にしたい。みんなに伝えていきたい」と話した。

 この取り組みは昨年に引き続き今年で2回目。校歌への愛着を深めるためにも、大事にしていきたい行事だという。

関連記事