軽高生が成果発表、18回の就業体験

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 軽井沢高校は1月18日、地元企業へ出向き実践的な就業体験を行うデュアルシステムの今年度の成果を報告した。同システムは社会人としてのマナーやコミュニケーション能力を身に付けるため、3年生の希望者を対象に2016年度から実施。生徒22人が町内や近隣の企業で2018年5〜11月の金曜日に、休憩含めて約8時間、計18回実習した。前年度までは金曜日の午後のみだった。御代田町の製造業シチズンファインデバイスで実習した渡辺龍伍さん=写真=は「コミュニケーション能力や職場の人への気遣いが身に付いた」と発表。毎年生徒を受け入れている佐藤肉店代表取締役の佐藤学さんは「労働時間が増えて、仕事の飲み込みが早くなった」と話した。

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