R146沿いの木造船は、 家主にとって「お守り」

1909_topics_hune.JPG
 国道146号、西武観光バス軽井沢営業所の近くに、屋外で木造船を展示している家がある。家主は東京で造船業、木製の家具や自転車などを製作していた工房「SANOMAGIC」の佐野末四郎さん。東京で立ち退きを迫られ、「物の価値が分かる人が多い土地に移転しよう」と8月31日に軽井沢へ移住。中学3年生の頃に設計し、高校3年間を費やして作った木製のヨットを看板代わりに展示しているという。「この船は米誌で紹介されたり、ボートショーで展示するなど、実家の造船所を有名にし、救ってくれた。これから大変なことがあっても、この船が支えてくれる」とお守りのように思っている。

関連記事