明日への希望を音楽で届けたい  安心安全のコンサートを模索

2008_topics_tairik.jpg TAIRIK/ヴァイオリン、ヴィオラ
1984年長野県出身。4歳からヴァイオリンを始める。2010年に桐朋学園大学音楽学部大学院修了。
 ヴァイオリン二本とピアノの3人のユニット、TSUKEMEN。2013年から毎年ツアーの初日公演を軽井沢大賀ホールで行ってきた。昨年は軽井沢少年少女合唱団との共演も果たしている。例年春に軽井沢公演を行っているが、今年は8月29日に開催。急遽、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、演出内容や定員、公演回数を変更した。長野県出身のメンバー・TAIRIKさんが、家族との思い出も多い軽井沢での公演に向けて、意気込みを語った。

 「世界が混乱し、辛い思いをしている昨今。改めて、"いまTSUKEMENに出来る事とは?今だからこそ発信できる音とは何だろう?"という問いを見つめ直し、ツアー名を『つなぐおと』と掲げました。僕たちもお客様も、今まで以上に特別な想いを感じる本番になると確信しています。

 いつも温かく迎えてくださる軽井沢の皆様に、凝縮した音楽体験をして頂ける『時短クラシック』をお届けします。今回で9回目(予定)となる軽井沢公演ですが、正直なところ日々状況が変わるため、開催是非の判断も同時に思案しているところです。毎年開催できることに感謝をしつつ、お客様のための安心安全を大前提として、どのような形がベストであるかを見極めながら、準備を進めたいと思います」

 新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、定員を大幅に減らして1日2回公演を行う。入場時のチケット半券回収や握手会を廃止し、防止策を取りながら公演の準備を進めている。

「TSUKEMEN CONCERT つなぐおとwith JITAN CLASSIC」
8/29(土)13:00〜、17:00〜、軽井沢大賀ホール/全席指定5,500円 問合せ:TEL03-6327-3710(チケットポート)

関連記事