なぜ?どしゃ降りでも、降水量ゼロ

 8月12日の16時前後、新軽井沢周辺は雷を伴う激しい雨が20分ほど降り続けた。ただ、気象庁が発表したこの日の軽井沢の降水量はゼロで、同時刻の天気も雨ではなく曇りと表記された。

 長野地方気象台に問い合わせると、同時刻に群馬と長野の県境付近に強い雨雲が発生していることがわかった。高崎市の観測所でも、同日16〜18時に61㍉の降水量を記録している。軽井沢の降水量がゼロだったことについては、「雨量計のある地点では、雨が降っていなかったと考えられる」と担当者。軽井沢の観測所は、追分(町の西側)にある。軽井沢新聞社のツイッターで同日、激しい雨が降ったことをツイートすると、追分在住のフォロワーから「その頃一切雨は降りませんでした」とのコメントが寄せられていた。

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