リスや浅間山、白糸の滝... 手づくりの石製記念スタンプ

観光会館、案内所など4カ所に

 軽井沢町のキャラクター「ルイザちゃん」や浅間山、白糸の滝、ユニオンチャーチなどをモチーフにした、12種類の石のスタンプが軽井沢観光会館に置かれ、観光客らの人気を集めている。

 一昨年まで設置していたゴム製のスタンプは劣化が激しく、スタンプ帳を汚してしまうことも。見兼ねた同館スタッフの矢嶋清香さんが、篆刻を得意とする父の野口和信さんに制作を依頼。「軽井澤」の文字と一緒にリスを彫ったものなど数個を置くと人気になり、海外の観光客も喜んだ。今では、観光振興センターや軽井沢駅と中軽井沢駅の観光案内所にも、すべて違う絵柄のスタンプを置いている。

 野口さんは12年前、定年退職を目前に新しいことを始めようと、東京都主催の篆刻教室へ。「制作中は何もかも忘れ没頭できる」とのめりこんだ。「多く彫らないと上手くならない」という先生の教えもあり、1000個作ることを目標に掲げた。

 妻の書の先生や友人らに落款印を贈ったり、親しくなった人へ名前と一緒に趣味やペットの図柄を入れてプレゼントするなど、これまでに800個以上を彫った。「自分の趣味で、人が喜んでもらえるのが嬉しい」と野口さん。観光会館スタッフのリクエストで、町の花サクラソウや、町の鳥アカハラも作り設置する予定だ。

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スタンプの製作者、野口和信さん。スタンプの多くは人に贈っているので、色紙などに押して図柄を残している。

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