おまわりさん手づくりのかるたで大会

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 軽井沢警察署は1月9日、署員らがつくった「地域安全安心かるた」を中軽井沢児童館に贈った。直後のかるた取り大会には、3歳から小学6年までの15人が参加。真剣な眼差しで絵札を取り合った。

 かるたは110番の日(1月10日)に合わせて作成。読み句46枚は犯罪被害防止、交通安全などにちなんだ標語になっていて、署員約40人で出し合った。取り札は絵が得意な署員、家族も協力して描いた。「霧の中 減速運転 軽井沢」の取り札には、カメの形をした車を描くなど遊び心を加えた。

 軽井沢署の坂田隆夫地域課長は、かるたで遊ぶ子どもを眺めながら「楽しみながら防犯について学んでもらえたらうれしい」。佐藤美好児童館長は「防犯の教えを子どもの遊びにつなげたのはすばらしい。今は取ることに必死だけど、何回か遊んだら読み句をすぐ覚えてしまうと思う」。かるたは増版し、町内の他の児童館にも贈る予定だ。

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