フランス人浮世絵師ジャクレー 学習センター講師が絵本で紹介

 戦時中に軽井沢へ疎開し亡くなる1960年まで暮らしたフランス人浮世絵師、ポール・ジャクレーを紹介するデジタル絵本が完成し、NPO法人「多言語多読」のサイトで無料公開されている。制作したのは軽井沢高校公設塾「軽井沢町学習センター」講師の塚越紗衣さん。2021年に軽井沢へ移住後、ジャクレーの木版画展を見て「絵本にして多くの人に知ってもらおう」と思い立った。歴史民俗資料館を通じて、遺族とコンタクトをとり完成させた。

 絵本は、小学4年生の女の子と学芸員の会話形式で進む。ジャクレーが10代の頃に描いた肉筆の浮世絵作品なども掲載し、軽井沢での創作の様子も紹介した。絵本は日本語を勉強する外国人向けだが、「軽井沢の小学生などにも、入門編としてジャクレーを知ってもらえるきっかけになったら嬉しい」と塚越さん。

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