「ペットの将来考えて」 動物病院がエンディングノート提供

 「ペットの終末期のことをきちんと考えてほしい」と、御代田町のあさま動物病院が、ペットのエンディングノートを制作し、ホームページで無料提供している。ペットの介護が急に必要になって戸惑うケースや、飼い主が倒れペットが行き場を失うケースを、たびたび目にしてきた原浩太郎獣医師。「ペットの将来をしっかり考え家族で話し合っておくことで、万が一のときでも落ち着いて対応できる」と、ノートの制作を思い立った。

 ノートには、ペットのごはんの種類や頻度、病歴、使用しているお薬、飲ませ方などの基本情報に加え、動物の終末期や亡くなった場合、飼い主にもしものことがあったときの対応についての記入欄も設けた。記入したエンディングノートの預かりも、同病院で行っている。

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あさま動物病院のホームページからダウンロードできる。

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