高校生らの意見、 環境計画案に具体的反映

 軽井沢町環境基本計画策定等検討部会(第7回)が5月24日夕方から役場会議室で開かれた。会議時間を放課後に設定し、軽井沢高校から3人・UWC ISAKジャパンから2人(オンライン)の生徒が参加。審議員と熱い議論を交わした。

 計画案の導入部にキャッチコピーを加えるなど身近な目標設定になるように工夫したり、子ども向けハンドブックへのキャラクター設定や吹き出し形式の導入など、また小学校高学年向けに留まらず、中高生向けにはスマホから動画を閲覧できるようにしたらどうかなどの意見が飛び交った。

 各主体に期待される取組の語尾を「しましょう。」とした方がやわらかいという大人の意見に対し、主体は自分たちであるから「します。」とすべきで、語尾を弱める必要性はないと高校生はキッパリ言い切った。

 町は「ゼロカーボンシティ」宣言に続き、「30 by 30」への参加を表明。2030年はもう目の前である。未来への負荷軽減は、大人の責任である自覚が大人にこそ必要だ。

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