友愛山荘でまちづくり関係講演会

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 長く軽井沢に別荘を構える政官財界などで活躍する著名人らが設立したまちづくり団体「一般財団法人国際文化都市整備機構(FIACS)」が、9回目となる講演会を友愛山荘で行った。「軽井沢の文化と芸術〜美術館の日常と非日常」、「軽井沢のまちづくり〜グランドデザイン(風土フォーラム)の検証」の二つテーマで鼎談を行った。

 美術館に関する鼎談では、軽井沢安東美術館の安東泰志代表や脇田美術館理事の水野誠一さんが、個人美術館の財政的な課題や海外の事例、これからの展開などを語った。

 続くまちづくりのテーマでは、青山学院大学教授の井口典夫さんが「軽井沢100年グランドデザイン」や風土フォーラムなどのプロセスを検証し、町議会議員の押金洋仁さんや町マスターアーキテクト・團紀彦さんが意見を述べた。團さんは「軽井沢は隣の家の緑もお互いに共有している。(個人宅など)民間の緑が公共的な役割を果たしている珍しい町」と話し、景観や街並みが個人だけのものでなく、公的なものでもあることを強調。旧軽井沢銀座通りの景観改善や電線埋設などにも言及した。

 講演会後の交流会では、この秋で閉館する友愛山荘への感謝として、友愛山荘のオーナーでFIACS会長の鳩山由紀夫さんに記念品が贈られた。

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