G7外相会合で英語案内 ボランティアがフォトブック作成

 通訳・翻訳業の「軽井沢ガイドサービス(KGS)」が、G7外相会合の事前イベントや、G7期間中の英語案内ボランティアの様子を収めたフォトブックを作成した。冊子はA5判143ページ。ボランティアに参加したKGSの下部団体「軽井沢英語通訳ガイドの会(KGI)」の会員と、軽井沢高校、佐久長聖高校の生徒ら計約30人が撮影した約340点の写真をカラーで掲載。活動記録のため関係者向けに制作し、販売などはしない。

 8月24日、軽井沢高生3人を含む5人が町役場を訪れ、町長に冊子を手渡し懇談。2年生の佐藤晏璃さんは、3月の事前イベント「おもてなし研究シンポジウム」で、各国の大使館、観光局の関係者を前に、軽井沢の魅力などをプレゼン。「マイクで自分の声が響くので、発音が曖昧になるとわかる。滑舌よく喋ることを心掛けた」。重田夢菜さんは国際メディアセンターで「『G7のステッカーはどこにあるか』と聞き取ることができ、案内できたのは達成感があった」。遠山天さんは「ネイティブの発音に最初はとまどったが、楽しく会話ができた」と述べた。

 土屋町長は「今回の経験が、語学だけでなくその国の文化についても知るきっかけになるといい」と話した。

2309_topics1002_kgs.JPG

町長にフォトブックを贈った、軽井沢高生とKGIのメンバー。

関連記事