中部小2年生、学校で育てた大豆から豆腐作り 町内の豆腐店主、講師に迎え

 軽井沢中部小学校2年生(3クラス)が2月22日、昨年校内で栽培・収穫した大豆を使って豆腐作りに挑戦した。発地で白ほたる豆腐店を営む森友実さんらが協力。昨年収穫した2・8kgの大豆を、事前に森さんが預かり豆乳にして持参。児童は4~5人のグループごと、豆乳の入った鍋をおさえる人、混ぜる人、にがりを注ぐ人と役割を決め協力して作業した。

 豆腐が固まるのを待つ間は、手の平を鍋に向け「おいしくなあれ、おいしくなあれ」と「気」を送るグループも。鍋のふたを開けて大豆の匂いが漂うと「いいにおい」「おいしそう」などと歓声が上がった。まず何もつけずに味わったあと、各々持参したふりかけやチョコスプレーなど、好みの味付けで楽しんだ。

 豆腐がそれほど得意ではないという、黒澤翔くんは「うまい。きょう好きになった」。森さんは「出来立てのにおいや味を楽しんでもらえてたら嬉しい」と話した。

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クラスごと、グループにわかれ豆腐づくりに挑戦した。

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