御代田町とサントリーが協定 回収ペットボトルを水平リサイクル

 御代田町は2月13日、サントリーグループとペットボトルの水平リサイクルに関する協定を結んだ。4月から御代田町が回収する使用済みペットボトルを原料に、同グループが新たなペットボトルに再生する。

 御代田町によると、昨年度の町内のペットボトル回収量は約10トン(500mlペットボトルだと50万本分)。これまでは日本容器包装リサイクル協会に預けたあとは、何に再利用されるかわからず、「洋服の繊維などに再利用されると、焼却されて循環が途切れやすい」(町民課衛生係)などの難点があった。協定にともなうペットボトルの出し方に変更はないという。小園町長は「流れがわかりやすくなり、町民の皆さんのリサイクルに対する意識が変わっていくのではないか」と期待を寄せた。

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協定締結式に出席したサントリーホールディングスの北村暢康さんによると、同社の2023年のペットボトルのサステナブル化(リサイクル素材か植物由来素材のみを使用したペットボトル)は53%だという。

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