地域の食の可能性を、料理人として大学で講義
中軽井沢にあるくつかけステイの総料理長・福本啓太さんが、6月13日、長野大学で信州の食について講義を行った。

(公社)日本料理研究会の三宅会長と共に壇上に上がった福本さんは、ローカルガストロノミーについて実際に現場で料理を作っている立場から、食を通じてどのように地域の魅力を伝えるかを説明。具体的な食材を例にとって、「地域を知ることができ、価値や特徴を生かしたメニュー作りをすることで、新しい価値を生み出せる」と実体験を交えて話した。
この日は同大学の学生らに加え、地域の食や観光に携わる90人ほどが福本さんの授業を受けた。講義を終えた福本さんは「食に対して興味を持っている学生さんが多かった。将来、地域に貢献してくれたら嬉しい」と感想を述べた。




