聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」をPR キャラバンカーが軽井沢へ
11月に日本で初めて開く聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」をPRするキャラバンカーが8月19日、軽井沢町役場を訪問した。佐久聴覚障害者協会の会員が同大会について説明し、県内出身・在住の7人の出場選手らを紹介した。
大会は1924年にフランス・パリで初開催され、東京大会は100周年の記念大会。11月15日から26日まで、都内を中心に、福島県、静岡県で計21競技を行い、70~80の国・地域から約3000人の選手が参加。県内出身、在住選手はサッカーやバスケットボール、水泳などに出場する。
各競技のルールは通常とほぼ一緒だが、陸上競技や水泳のスタートは音と一緒にフラッシュランプで合図し、球技などの審判は笛を吹くのと同時に旗や手を上げて知らせるという。佐久聴覚障害者協会の岡村和人会長は、両手で旗を振る「応援」などの手話を伝え、集まった人とともに「東京2025デフリンピックを応援しましょう」と拳を突き出した。
キャラバンカーは、大会を多くの人に知ってもらおうと、東日本と西日本で各1台が巡回中。県内は8月18日から21日まで7市町を巡っている。




