越前市の有機栽培米、 給食やおやつに「もちもちであま〜い」
福井県越前市産の有機栽培米「コウノトリ呼び戻す農法米」を使った給食やおやつが10月31日、町立の小中学校、保育園で提供された。町は福井県と連携協定を結んでいて、米の魅力や取り組みを知ってもらいたいと、越前市が本年度産の「いちほまれ」150㎏を提供した。
給食の前には、越前市の小学生によるメッセージ動画も流した。軽井沢中学の生徒は、かぼちゃコロッケ、コーンとわかめのサラダなどと一緒にお米を味わった。1年の女子児童は「もちもち感があって甘くておいしかった」と話した。
越前市の白山・坂口地区はコウノトリの餌となる小魚やカエルなどが生息できる環境を保全しようと、2009年ごろから農薬や化学肥料を使わない栽培を開始。今では市全体に栽培エリアが広がっているという。保育園では、おやつに塩むすびとして提供された。




