中軽井沢図書館が来館200万人 開館から12年半

 軽井沢町立中軽井沢図書館は11月7日、来館者が累計200万人に達したことを記念し、セレモニーを開いた。200万人目の来館者となった中軽井沢在住の諸田いつ子さんには、町長から来館証明証書と軽井沢彫のブックエンドが贈られた。

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写真=200万人目となった諸田さん(右)に証明書を手渡す町長。

 諸田さんは同図書館を月2〜3回利用しており、この日も新たに本を借りにきたところだった。「思いがけないことにびっくり」と笑顔を見せ、「悪を切る時代小説や、浅見光彦シリーズが好きです」と話した。町長は節目の数字について、「単なる通過点ではなく、皆さまが図書館を愛し、積極的に活用してくださった12年間の証」と述べ、利用者への感謝を示した。

 同館は2013年4月、町が新設した地域交流施設「くつかけテラス」内に開館。旧町立図書館(現在の離山図書館)が蔵書増によって手狭になってきたことから、一般向け図書と貸出機能を移転した。2018年8月16日には、来館者100万人を達成していた。

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