軽井沢中3年生が課題探求の成果を発表 軽高生・町議とディスカション
軽井沢中学校3年生が12月5日、「総合学習」の授業でそれぞれテーマを決めて探求した軽井沢町の課題の成果発表を、町役場本会議場で行った。1〜4人の6グループが発表し、軽井沢高校1・2年生の生徒会役員や、町議会議員が耳を傾けた。地域の課題を共有し中高生の交流の場にしようと、議会活性化委員会が初めて企画。質疑応答では、追加の質問や、発展的な提案も相次ぎ、白熱した議論が展開された。
写真=本会議場で実際の町議会会議さながらに、中高生、町議が意見を交わし合った。
「介護福祉に携わる人を増やすには」をテーマにしたグループは、実際に町内の介護施設を訪問し仕事も体験。「働きやすい職場作りや待遇改善、海外人材募集の支援などが有効」と提案した。これに対し高校生は「外国人労働者を受け入れることで、現場はどう変わると思うか」と質問。「職場の雰囲気はとても馴染みやすかった。これからはAIを活用した翻訳も瞬時にできるので、大きな変化はないと思う」と答えた。
少子高齢化をテーマに選んだグループは、全国的に出生率が高い岡山県奈義町の取り組みを調査。オンライン通話で現地の職員に聞いてわかった、ベビーカーの貸し出しや保健師による家庭訪問などの取り組みを紹介。「経済的な支援だけでなく、精神的・肉体的なサポートを重視している」と説明した。
また、軽井沢町のキャラクター「ルイザちゃん」を活用した地域活性化の提案もあり、高校生からは「TikTokやインスタグラムに専用アカウントを作り、ルイザちゃんを踊らせてみたら、幅広い世代にアピールができるのでは」とのアイデアが示される場面も。
発表を終え、中学3年の風間翔さんは「温かい意見や質問、感想のおかげで緊張がほぐれ、楽しく充実した議論ができた」と話していた。




